モラハラ妻との生活は、外から見ると分かりにくいです。
大きな喧嘩をしていない。
家族で暮らしている。
夫も家事育児をこなしている。
子どもも元気に見える。
休日には出かけている。
こういう家庭を見ると、周りからは「普通の家庭」に見えると思います。
でも、内側にいる夫からすると、全然違うことがあります。
表面上は夫婦仲が悪くないように見えても、その平和は夫が妻の怒るポイントを先回りで潰しているだけかもしれないからです。
夫婦仲が悪くないように見える理由
私がワンオペ気味に家事育児をこなす機会が増えてから、客観的に見ると夫婦仲は悪くないように見えるかもしれません。
子どもと出かける。
家事もする。
家庭も一応成立している。
大きな爆発も減っている。
でも、それは妻が変わったからではありません。
私が妻の怒るポイントを潰しているからです。
妻が怒りそうなことを先回りで避ける。
妻が文句を言いそうな家事を先に済ませる。
妻がヒステリックになりそうな場面を作らない。
妻の地雷を踏まないように動く。
これで表面上は落ち着きます。
でも、本質は変わっていません。
モラハラ妻は簡単には変われない
かなり強い言い方になりますが、私の感覚では、モラハラ妻は簡単には変われません。
もちろん、全員が絶対に変わらないと断定したいわけではありません。
本人が自覚して、反省して、謝罪して、行動を変えようとするなら、変わる可能性はあると思います。
でも、そもそも自分が悪いと思っていない。
謝らない。
夫のせいにする。
感情を家族にぶつける。
夫が先回りして整えた環境を、当たり前のように受け取る。
こういう状態では、変わるのはかなり難しいと思っています。
妻が変わったのではなく、夫が怒らせないように動いているだけ。
ここを勘違いしてはいけません。
表面上の平和を維持できているなら、家事育児への指摘は減っている
表面上の平和は、本当の夫婦円満とは限りません。
ただし、表面上の平和を維持できているということは、少なくとも家事や育児に関して、妻から大きな指摘を受ける場面が減っているということでもあります。
これは、かなり大きいです。
皿洗いのやり方。
洗濯の仕方。
子どもの食事。
風呂の入れ方。
寝かしつけ。
休日の過ごし方。
保育園の準備。
こういった部分で毎回文句を言われていた状態から、表面上でも平和を維持できているなら、それは夫側が家事育児をこなせるようになってきた証拠かもしれません。
妻が変わったのではないかもしれない。
でも、夫側が家庭内で指摘される材料を減らしてきた。
これは自信にしていいと思います。
マウントを取られる材料が減ってきている証拠でもある
モラハラ妻との生活では、夫が劣っていると感じている部分が、そのままマウントを取られる材料になりがちです。
家事ができない。
育児が分からない。
料理ができない。
保育園のことを把握していない。
子どもの体調対応ができない。
こういう部分があると、妻から、
「あなたは何も分かっていない」
「普段やっていないくせに」
「できない人が口を出さないで」
「じゃあ全部あなたがやれば?」
と言われやすくなります。
でも、表面上の平和を維持できているなら、少なくともその材料は減ってきている可能性があります。
妻から細かく指摘されない。
大きく怒られない。
家事育児の流れを自分で作れている。
子どもと二人でも動けている。
これは、家庭内で一方的に下に見られる状態から抜け出し始めている証拠かもしれません。
表面上の平和は、本質的な解決ではありません。
でも、夫側が力をつけてきたサインではあります。
それでも本質が変わったとは限らない
ただし、ここは勘違いしてはいけません。
妻から指摘が減った。
怒りの爆発が減った。
家庭が表面上は落ち着いている。
だからといって、妻が夫を尊重するようになったとは限りません。
妻が変わったのではなく、夫が怒らせない動き方を覚えただけかもしれない。
夫が家事育児をこなせるようになり、妻が文句を言う材料が減っただけかもしれない。
夫が先回りして、地雷を踏まなくなっただけかもしれない。
だから、表面上の平和を本物の夫婦円満と勘違いしてはいけません。
ただ、それでも夫側が成長したことまで否定する必要はありません。
本質は変わっていない。
でも、自分は前より家事育児をこなせるようになった。
妻にマウントを取られる材料は減ってきた。
この二つは、同時に成立します。
早い段階でモラハラ気質に気づけたのは、まだ運が良かったのかもしれない
モラハラ妻に悩んでいる私たちは、かなりしんどい状況にいます。
毎日、妻の機嫌を見ながら生活する。
家事育児をこなしながら、妻の怒りポイントも潰す。
言葉の暴力に傷つく。
話し合いが通じない。
家庭の中で気を休める場所がない。
これだけ見ると、運が良いとはとても思えません。
でも、少し見方を変えると、私たちはまだ運が良かったのかもしれません。
なぜなら、自分の妻がモラハラ気質であることを、今という長い人生の中では比較的早い段階で知れたからです。
世の中には、絵に描いたようなスーパーイクメンのような男性もいます。
結婚してからずっと、仕事よりも妻の家事負担を減らすように動いてきた男性。
妻が怒らないように、先回りして家庭を整え続けてきた男性。
家事育児を高いレベルでこなし、妻から大きな不満を出されないようにしてきた男性。
そういう男性も少なからずいると思います。
このブログでいうところの、表面上の平和が結婚してからずっと維持されているパターンです。
夫が優秀すぎる。
夫が先回りしすぎる。
夫が妻の怒りポイントを全部潰している。
だから、妻のモラハラ気質が表面化しない。
そういう家庭もあるのではないかと思っています。
でも、人間は誰でも年を取ります。
若い頃はできていた家事育児が、年齢とともにしんどくなる。
仕事の負担も変わる。
体力も落ちる。
親の介護や自分の健康問題も出てくる。
子どもが大きくなれば、別の悩みも出てくる。
人生の後半で、夫側の体力が落ちた時に、妻のモラハラ気質が一気に表面化する。
もしそうなったら、かなりきついと思います。
若い頃なら、まだ家事育児を覚え直せる。
動き方を変えられる。
距離の取り方を考えられる。
記録も残せる。
自分の親や友人に相談できる。
仕事を続けながら、生活の組み立てを変えることもできる。
でも、人生の後半で、お互いに体力がかなり落ちた段階で、
「あれ、この人はモラハラ気質だったのか」
と気づいてしまったら、もうどうしようもない部分も出てくると思います。
だから、今モラハラ妻に悩んでいる私たちは、つらい状況ではあります。
でも、長い人生で見れば、まだ早い段階で気づけた。
そういう意味では、私も、この記事を読んでいる皆さんも、運が良い方だったのかもしれません。
今気づけたなら、まだ動けます。
家事育児をこなせるようになる。
妻に期待しすぎない。
妻を信用しすぎない。
表面上の平和を本物の解決と勘違いしない。
記録を残す。
子どもを守る。
自分のメンタルを守る。
今からなら、まだ作戦を立てられます。
怒りの爆発が減るとテイカー気質が目立つ
モラハラ妻の怒りの爆発が減ると、今度は別の問題が見えてきます。
テイカー気質です。
怒鳴らなくなった。
ヒステリックが減った。
大きな喧嘩が減った。
それだけ見ると改善したように見えます。
でも、夫の時間は削られている。
夫の体力は削られている。
夫のお金は軽く扱われている。
夫の趣味や友人関係は尊重されていない。
夫の仕事の大変さは理解されていない。
こういう状態なら、本質は変わっていません。
爆発型のモラハラが減っても、奪う構造が残っている。
これがテイカー気質です。
表面上の平和を作戦として使う
ただし、表面上の平和にも意味はあります。
子どもの前で毎日喧嘩するよりは、衝突を減らした方がいい。
家庭が荒れ続けるよりは、生活を安定させた方がいい。
夫側が先回りすることで、子どもの安心が守れるなら、それも一つの作戦です。
大事なのは、それを本物の夫婦円満と勘違いしないことです。
これは作戦です。
理想ではありません。
防衛です。
愛情だけではありません。
子どもと自分を守るための現実対応です。
そう分かってやるなら、まだ耐えられます。
まとめ
表面上の平和は、必ずしも本当の夫婦円満ではありません。
妻が変わったのではなく、夫が妻の怒りポイントを先回りで潰しているだけかもしれない。
妻が夫を尊重するようになったのではなく、夫が地雷を踏まなくなっただけかもしれない。
怒りの爆発が減ったとしても、テイカー気質が残っていることもあります。
だから、表面上の平和を解決と勘違いしてはいけません。
ただし、表面上の平和を維持できているなら、それは夫側が家事育児をこなせるようになってきた証拠でもあります。
妻から家事育児に関して大きな指摘がない。
子どもと二人でも動ける。
家庭内の流れを自分でも作れる。
妻にマウントを取られる材料が減ってきている。
これは自信にしていいと思います。
そして、早い段階で妻のモラハラ気質に気づけたことは、長い人生で見ればまだ運が良かったのかもしれません。
表面上の平和が長く続くと、妻の本質が見えないまま人生後半まで進んでしまうこともあると思います。
体力が落ちてから気づくより、今気づけた方がまだ動けます。
家事育児をこなせるようになる。
妻に期待しすぎない。
表面上の平和を解決と勘違いしない。
自分と子どもを守る形を作る。
モラハラ妻との生活では、気づけた時点から作戦を立てることが大事です。
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