子どもの食事で父親ができること|食べない・泣く・食卓の雰囲気が悪くなる時の考え方

子どもの食事は、思っている以上に家庭の空気を左右します。

子どもが食べない。
主食が進まない。
口を開けない。
おかずを嫌がる。
泣く。
親が焦る。
そして、妻がヒステリックになる。

この流れになると、食事の時間は一気に苦しくなります。

本来、食事は楽しく食べるものだと思っています。

もちろん、栄養も大事です。
主食を食べることも大事です。
空腹にならないことも大事です。

でも、食事の時間が毎回怒られる時間になってしまったら、子どもにとってご飯は楽しいものではなくなります。

私は、わが子とはできるだけ楽しみながらご飯を食べることを意識していました。

少しくらい順番が崩れてもいい。
三角食べになっていなくてもいい。
子どもと話して盛り上がって、

「あ、このおかずあげるの忘れてたわ」

くらいの気持ちでいいと思っています。

そのくらいの余裕があった方が、子どもも食べやすいです。

この記事で想定している時期

この記事で書く食事対応は、主に離乳食期から、子どもが一人である程度食べられるようになるまでの期間を想定しています。

完全に授乳やミルクが中心の時期ではありません。

親がスプーンで食べさせたり、横で補助したり、食べない時に声をかけたりする時期です。

子どもが自分で食べようとするけれど、まだこぼす。
食べムラがある。
好きなものしか食べない。
親が手伝わないと食事が進まない。
食事中に泣いたり、嫌がったりする。

そういう時期の食事対応として読んでください。

小学生以降の食育や、完全に一人で食べられる子どもの話ではなく、親が食卓で補助しながら、どう食べる流れを作るかという話です。

子どもの食事は、妻の採点時間ではない

モラハラ妻がいる家庭では、子どもの食事が「妻のルール通りに進んだかどうか」の採点時間になることがあります。

食べる順番。
おかずの量。
三角食べ。
テレビの有無。
食べるスピード。
親の声かけ。

こうした細かい部分に妻がこだわり、思い通りにいかないとヒステリックになる。

場合によっては、癇癪を起こすように怒り出す。

そうなると、食事は子どものための時間ではなく、妻の機嫌を損ねないための時間になってしまいます。

私は、それは違うと思っています。

子どもの食事で大事なのは、妻を満足させることではありません。

子どもが少しでも食べること。
空腹で不機嫌にならないこと。
食事を嫌いにならないこと。
食事が怖い時間にならないこと。
父親が冷静に対応できること。

ここが大事です。

まず「今食べるもの」を見る

子どもの食事では、最初から全部を食べさせようとしなくていいと思っています。

まず見るべきなのは、今出ている食事の中で、子どもが普通に食べるものがあるかどうかです。

白ごはんなら食べるのか。
うどんなら食べるのか。
パンなら食べるのか。
バナナなら食べるのか。
汁物なら飲むのか。
納豆なら進むのか。
めかぶなら食べるのか。

その瞬間の食事では、まずその「食べるもの」を主軸にします。

食べるものを入口にして、食事の流れを作る。
その流れの中で、食べなさそうなものを少しだけ混ぜたり、合間に出したりする。

いわば、だましだまし進める感覚です。

最初から全部を均等に食べさせようとすると、食事全体が止まることがあります。

でも、食べるものを主軸にすれば、少なくとも食事の流れは続きます。

食べない時は、ごはん一粒からでもいい

どうしても食べない時は、ごはん一粒からでいいと思っています。

これは大げさな表現ではありません。

スプーンにごはんを一粒だけ取って、子どもの口に運ぶ。

目的は、ごはん一粒でお腹を満たすことではありません。

目的は、流れを作ることです。

口に入れる。
飲み込む。
もう一粒食べる。
少しずつ量を増やす。
普通の一口に戻していく。

この流れを作るために、ごはん一粒から始めます。

ただし、一粒すら嫌がる時もあります。

ごはん一粒を見せただけで泣く。
口を閉じる。
のけぞる。
食事そのものを拒否する。

こうなった時は、10分くらい食事のことを忘れていいと思っています。

抱っこする。
水を少し飲ませる。
別の話をする。
おもちゃや絵本など、食事以外のことに意識を向ける。

「今は食事したいタイミングじゃないのかもしれない」

そのくらいに考えていいです。

食事は戦いではありません。

子どもがまた食べる流れに戻れるように、父親側が一度空気をリセットすることも大事です。

関連記事:
子どもが食べない時の対応|ごはん一粒と10分リセットで流れを作る

主食と汁物はかなり使える

子どもの食事では、主食と汁物がかなり大事だと思っています。

ここでいう主食は、白ごはんだけではありません。

うどん。
パン。
おにぎり。
麺類。
バナナ。
じゃがいも。

その子が食べやすく、空腹を防げる炭水化物全般です。

子どもが食べない時に、毎回おかずや副菜まで完璧に食べさせようとすると、食事全体が止まることがあります。

だから私は、まず主食で空腹を防ぐ。
そこに汁物を合わせる。
そのうえで、食べられそうなおかずを少し試す。

このくらいでいいと思っています。

汁物は、野菜や肉を入れやすいです。
柔らかくできます。
水分も取れます。
主食とも合わせやすいです。

毎回完璧な副菜を作らなくても、主食と汁物で乗り切れる日があります。

関連記事:
子どもの食事は主食と汁物で乗り切る|三角食べにこだわらない考え方

妻がヒステリックになった時ほど、子どもの状態を見る

子どもが食べない時、妻がヒステリックになることがあります。

「ちゃんと食べさせて」
「甘やかしてる」
「そのやり方じゃダメ」
「子どものことを考えてない」

こう言われると、父親側も焦ります。

でも、妻がヒステリックになった時ほど、父親は子どもの状態を見るべきです。

子どもは怖がっていないか。
食べる流れは止まっていないか。
泣いていないか。
食事そのものを嫌がっていないか。
今は続けるべきか、一度離れるべきか。

見るべきなのは、妻の機嫌ではありません。

子どもの状態です。

特に、食事を取り上げたり、子どもの目の前で捨てたりするような対応には、私は反対です。

子どものためと言いながら、子どもの目の前で食事を捨てて、食事の時間を怖いものにしている。

それで「子どものことを考えていない」と夫を責めても、私は説得力がないと思っています。

言葉ではなく、行動を見るべきです。

関連記事:
妻が食事中にヒステリックになる時の対応|父親は子どもの状態を見る

体調不良時は、症状の重さで考える

子どもが体調不良の時は、いつも通りの食事に戻そうとしすぎなくていいと思っています。

ただし、体調不良といっても程度があります。

普通の咳や鼻水くらいで、本人が元気にしているなら、そこまで特別な食事にしなくてもいいです。

いつもの食卓に並ぶようなご飯で十分だと思っています。

一方で、発熱している。
明らかに食欲がない。
ぐったりしている。

こういう時は、食べてくれるなら何でもいいくらいでいいです。

発熱時にゼリーしか食べないなら、ゼリーだけでも十分です。
無理に普段通りのご飯やおかずを食べさせる必要はありません。

ただし、水分だけはしっかり見ます。

発熱時は、食事量よりも水分が取れているかが大事です。

水分が取れない。
尿が少ない。
ぐったりしている。
嘔吐が続く。
呼吸が苦しそう。

こういう場合は、早めに医師や医療機関へ相談した方がいいです。

まとめ

子どもの食事対応で大事なのは、完璧な食育を目指すことではありません。

  • 食事は本来楽しく食べるものだと考える
  • 親が焦らない
  • 今食べるものを探す
  • 食べるものを主軸にする
  • ごはん一粒から流れを作る
  • 一粒すら無理なら10分くらい食事から離れる
  • 主食と汁物で空腹を防ぐ
  • 三角食べにこだわりすぎない
  • 妻がヒステリックになっても子どもの状態を見る
  • 体調不良時は症状の重さで考える

モラハラ妻との生活では、食事ひとつでも食卓の雰囲気が悪くなることがあります。

だからこそ、父親が冷静に見て、食卓を守る意味があります。

完璧な食育ではなく、まずは今日の食事を乗り切る。

そして、できるだけ子どもと楽しく食べる。

それでいいと思っています。

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