抱っこ寝は、ずっと続くとは限りません。
抱っこでしか寝ない。
夜中に泣くたびに抱っこする。
布団に置くと起きる。
親の腕も腰も限界になる。
こういう時期は本当にしんどいです。
「このままずっと抱っこで寝かせるのか」
「いつになったら布団で寝てくれるのか」
「自分の体力がもたない」
そう思うこともあります。
ただ、我が家の場合、抱っこ寝は2歳半くらいから急激に減りました。
もちろん、これは我が家の場合です。
子どもによって時期は違います。
ただ、今まさに抱っこ寝で苦しんでいる父親には伝えたいです。
抱っこ寝は、ずっと続くとは限りません。
今は抱っこでしか寝なくても、少しずつ変わることがあります。
だから、抱っこ寝をしている自分を責めなくていいと思っています。
この記事で想定している年齢
この記事では、主に1歳〜3歳頃の子どもを想定しています。
ミルクをある程度卒業し、夜中の授乳やミルク対応が中心ではなくなってきた時期。
それでもまだ、抱っこ、絵本、トントン、添い寝などで寝かし付けや夜泣き対応が必要な時期です。
0歳の赤ちゃんの場合は、授乳やミルク、月齢ごとの睡眠リズムが大きく関係します。
ここでは、1歳〜3歳頃の「ミルクをある程度卒業してから、夜泣きが落ち着くまで」の抱っこ寝卒業として書いています。
抱っこ寝にはデメリットもある
抱っこ寝は悪ではありません。
ただ、デメリットがないわけでもありません。
親の腕や腰に負担がかかる。
抱っこでしか寝にくくなる。
布団へ移す時に起きやすい。
寝かし付けに時間がかかる。
他の寝かし付け方法に移行しにくいことがある。
こうした面はあります。
だから、抱っこ寝をずっと続けるのが楽かというと、そうではありません。
親の体力も削られます。
毎日続くと、かなりしんどいです。
ただし、だからといって、抱っこ寝を全部悪と考える必要はないと思っています。
その時期を乗り切るために、抱っこで寝るなら抱っこでいい。
ただ、少しずつ別の寝方も試していく。
このくらいの考え方が現実的です。
通常の寝かし付けと夜泣きを分けて考える
抱っこ寝から卒業すると言っても、すべてを同時に変える必要はありません。
私は、通常の寝かし付けと夜泣き対応は分けて考えた方がいいと思っています。
通常の寝かし付けは、寝る前の流れを作れます。
絵本を読む。
部屋を暗くする。
トントンする。
添い寝する。
こうした流れを試しやすいです。
一方で、夜泣きは違います。
夜中に突然泣く。
親も眠い。
子どもも半分寝ぼけている。
強く泣いている時は、声かけやトントンが届きにくい。
だから、通常の寝かし付けが絵本やトントンに移行しても、夜泣きはまだ抱っこでいいと思っています。
ここを一気に変えようとしない方が、親も子どもも楽です。
我が家の抱っこ寝卒業は4段階だった
我が家では、抱っこ寝から一気に卒業したわけではありません。
大きく分けると、次の4段階でした。
- 寝かし付けも夜泣きも抱っこ
最初は、夜の寝かし付けも夜泣き対応も、どちらも抱っこでした。
この時期は、抱っこで寝るならそれでいいと思っていました。 - 寝かし付けだけ絵本+背中トントンを試す
次に、通常の寝かし付けだけを少し変えました。
薄暗くした寝室で絵本を読み、背中をトントンする。
ただし、30分くらいやってダメそうなら抱っこに戻る。
夜泣きはまだ抱っこで対応していました。 - 寝かし付けは絵本+背中トントンで寝る日が増える
続けているうちに、通常の寝かし付けは絵本と背中トントンで寝てくれる日が増えました。
ただし、夜泣きはまだ抱っこでした。
ここで夜泣きまで一気に変えようとしない方が楽でした。 - 夜泣きが少しずつ落ち着いていく
最後に、夜泣き自体が少しずつ減っていきました。
我が家では、2歳半くらいから抱っこ寝が急激に減りました。
子どもによって時期は違うと思いますが、抱っこ寝はずっと続くとは限りません。
絵本やトントンに移行する時は、寝る環境を作る
抱っこ寝から少しずつ卒業する時は、寝る環境を作ることが大事です。
いきなり真っ暗にして「寝よう」としても、子どもがまだ寝る空気に入っていないことがあります。
逆に、部屋が明るすぎると、絵本を読み続けたがったり、おもちゃで遊ぼうとしたりします。
だから、明るさを段階的に落としていく。
我が家では、まず部屋を薄暗くしました。
そして、手元灯りや小さい間接照明を点けた状態で、寝ながら絵本を読みました。
この時、必ずしも「ねんね」に特化した絵本でなくていいと思っています。
寝かし付け用の絵本でも、子どもが興味を持たなければ効果は薄いです。
それよりも、子どもが好きな絵本。
お気に入りの図鑑。
仕掛け絵本。
そういうものを一緒に見ながら、少しずつ寝る空気に入っていく方が現実的です。
「これ読んだらねんねだよ」と終わりを伝える
絵本を読み始めると、子どもはもっと読みたがることがあります。
「もう一回」
「これも読む」
「まだ読む」
こうなることは普通にあります。
だから、何冊か、もしくは何回か読んだら、
「これ読んだらねんねだよ」
と知らせます。
いきなり終わりにすると、子どもが嫌がる場合があります。
最後の本を読む前に、終わりを予告する。
これだけでも、子どもが次の流れに入りやすくなることがあります。
明るさを段階的に暗くする
寝かし付けでは、明るさを段階的に暗くするのが使いやすいと思っています。
最初は部屋を薄暗くする。
手元灯りや間接照明で絵本を読む。
タイミングを見て部屋の照明を完全に消す。
最後の本を読み終わったら手元灯りも消す。
この流れです。
我が家では、最終的には完全に真っ暗にしていました。
理由は、少しでも明るいと本を読みたがったり、おもちゃで遊ぼうとする傾向があったからです。
子どもによっては、少し明るい方が安心する場合もあると思います。
ただ、我が家の場合は、明るさが残っていると「まだ遊べる」と感じてしまうようでした。
だから、最後は真っ暗にする。
これは、子どもに「もう遊ぶ時間ではなく寝る時間だ」と分かってもらうためでもありました。
30分くらいダメなら抱っこに戻っていい
絵本とトントンで寝かせようとしても、なかなか寝ない日があります。
そういう時に、いつまでも粘ると親がイライラします。
子どもも眠いのに寝られない。
親も疲れてくる。
寝室の雰囲気も悪くなる。
それなら、30分くらい粘っても全然寝なさそうなら、抱っこに戻っていいと思っています。
抱っこに戻ることは負けではありません。
その日の睡眠を確保するための作戦です。
その家庭の「寝る方法」に置き換えていい
この流れは、あくまで我が家の例です。
もし各家庭で、
「うちはこれをやると寝てくれる」
「この音楽を流すと落ち着く」
「このぬいぐるみがあると寝る」
「この寝る前の流れが合っている」
という方法があるなら、抱っこの部分や絵本の部分を、その家庭の方法に置き換えて考えてもいいと思います。
大事なのは、一般論に合わせることではありません。
その子が寝てくれる方法を軸にして、少しずつ次の寝方へ移行していくことです。
まとめ
抱っこ寝から卒業する時は、焦らなくていいです。
- 抱っこ寝にはデメリットもある
- それでも、必要な時期の抱っこ寝は悪ではない
- 我が家では2歳半くらいから急激に減った
- 通常の寝かし付けと夜泣きを分けて考える
- まずは寝かし付けも夜泣きも抱っこでいい
- 次に、通常の寝かし付けだけ絵本とトントンを試す
- 夜泣きはまだ抱っこでいい
- 絵本は子どもが興味を持つものを使う
- 明るさを段階的に暗くする
- 30分くらいやってダメなら抱っこに戻る
- 最後に、夜泣きが少しずつ落ち着いていく
抱っこ寝は、ずっと続くとは限りません。
今は抱っこでしか寝なくても、少しずつ変わることがあります。
だから、抱っこで寝かせている父親は、自分を責めなくていいと思っています。

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