モラハラ妻に悩んでいる男性の中には、こう思っている人もいるのではないでしょうか。
「なんで結婚前に気づけなかったんだろう」
「付き合っていた頃は普通だったのに」
「子どもが生まれてから、完全に別人になった気がする」
私は、この感覚はかなり現実に近いと思っています。
モラハラ妻は、最初から分かりやすくモラハラ妻として現れるとは限りません。
交際時は普通。
むしろ良い人に見える。
結婚後に少しずつ違和感が出る。
そして、出産後に本格化する。
この流れは、かなり多いのではないかと感じています。
私の感覚では、これはポケモンの進化や、ドラゴンボールのセルやフリーザのような感覚に近いです。
最初から最終形態ではない。
でも、条件がそろうと変化していく。
そして一度その状態になると、元に戻るのはかなり難しい。
この記事では、モラハラ妻がどのように表面化していくのかを、父親側の視点で整理します。
なお、この記事でいうモラハラ妻とは、女性全体の話ではありません。
当ブログでは、夫を尊重せず、感情・家事育児・お金・時間の面で一方的に負担を押し付ける妻を、モラハラ妻・テイカー妻・ハズレ妻・ハズレ嫁として同じカテゴリで扱っています。
普通に話し合える奥さん、夫を尊重している奥さん、夫婦で現実を見られる奥さんは、本当に素晴らしい存在です。
この記事は、そうではない相手と暮らしている男性に向けて書いています。
交際時は普通に見える
まず厄介なのは、交際時点では普通に見えることです。
むしろ、交際中は良い人に見えることすらあります。
恋人同士の関係では、生活の責任がそこまで重くありません。
一緒に住んでいなければ、相手の家事能力も見えにくい。
お金の使い方も、深いところまでは分かりにくい。
機嫌が悪い時の本性も、短時間のデートでは隠せます。
責任を取る場面も少ないです。
つまり、交際時はモラハラ気質が表に出にくいのです。
週末に会って、食事をして、遊んで、楽しく過ごす。
その範囲では、問題が見えないことがあります。
だから、結婚後に苦しんでいる男性が「なんで見抜けなかったんだ」と自分を責めすぎる必要はありません。
見抜けなかったというより、まだ表に出ていなかった可能性があるからです。
結婚後に違和感が出る
結婚すると、生活が始まります。
ここで少しずつ違和感が出てきます。
たとえば、家事のやり方に強いこだわりがある。
自分のルールを押し付けてくる。
夫のやり方を認めない。
話し合いのように見えて、実際は自分の意見を通したいだけ。
自分のミスを認めず、夫のせいにする。
こういうものが少しずつ見えてきます。
ただ、この時点ではまだ「結婚生活に慣れていないだけかな」と思いやすいです。
新婚だから。
生活リズムが違うから。
お互いにすり合わせが必要だから。
そう考えて、夫側が我慢してしまうことも多いと思います。
そして、優しい男性ほどこう考えます。
「自分にも悪いところがあるのかもしれない」
「妻を怒らせないように気をつけよう」
「夫婦なんだから、うまくやっていかないと」
もちろん、普通の夫婦ならその考え方は大事です。
でも、相手がモラハラ妻だった場合、この優しさがどんどん利用されます。
夫が一歩引く。
妻のルールが通る。
夫が謝る。
妻は自分が正しいと思う。
そして、次からさらに強く出る。
この流れができると、夫婦関係は対等ではなくなります。
出産後に本格化する
私が一番大きいと思っているのは、出産後です。
子どもが生まれると、家庭の負荷が一気に上がります。
睡眠不足。
授乳や夜泣き。
保育園の準備。
家事の増加。
お金の不安。
夫婦それぞれの疲労。
自由時間の消失。
普通の夫婦でも大変な時期です。
ただ、モラハラ気質のある妻の場合、この負荷がかかった時に一気に本性が出やすいと感じています。
自分で感情を処理できない。
寝不足の不機嫌を夫にぶつける。
子どもが泣くとヒステリックになる。
夫が仕事で疲れていても理解しない。
家事育児が自分のルール通りにいかないと怒る。
うまくいかない原因を夫に押し付ける。
こうなると、夫は子どもの世話だけでなく、妻の機嫌まで管理しなければならなくなります。
私は、男性が家事育児をすること自体がそこまで大変だとは思っていません。
もちろん作業量はあります。
疲れます。
面倒なこともあります。
でも、本当にしんどいのは、子どもの対応をしながら、妻の機嫌や精神状態まで同時に見なければいけないことです。
妻がいない状態で家事育児をすると、むしろ楽しいと感じることすらあります。
子どもと買い物に行く。
公園に行く。
ご飯を食べさせる。
風呂に入れる。
寝かしつける。
大変ではありますが、そこには父親としての楽しさもあります。
でも、そこにモラハラ妻の機嫌管理が入ると、家庭は一気に戦場になります。
なぜ出産後に変わったように見えるのか
出産後に妻が変わったように見える理由は、いくつかあると思います。
まず、負荷が大きくなるからです。
人間は余裕がある時は優しくできます。
でも、疲れた時、眠れない時、予定通りにいかない時に本性が出ます。
次に、家庭内で逃げ場がなくなるからです。
子どもが生まれると、夫は簡単に距離を取れません。
妻が怒っても、子どもがいる。
妻が不機嫌でも、家事育児はある。
妻と話したくなくても、保育園、病院、食事、寝かしつけなどで関わらざるを得ない。
つまり、夫側が逃げにくくなります。
そして、モラハラ妻にとっては、夫を支配しやすい環境になります。
夫は子どものために我慢する。
家庭を壊したくないから黙る。
親権や監護権の不安があるから離婚に踏み切れない。
子どもと離れたくないから共存を選ぶ。
この構図ができると、妻側の言動がどんどん強くなることがあります。
結婚前に見抜けなかった自分が悪いと思わなくていい
モラハラ妻との生活に悩んでいると、自分を責めてしまうことがあります。
「結婚前に気づけなかった自分が悪い」
「見る目がなかった」
「もっと慎重になるべきだった」
そう思う気持ちは分かります。
でも、私はそこまで自分を責めなくていいと思っています。
なぜなら、モラハラ妻は段階的に表面化することがあるからです。
交際時には分からない。
結婚後に違和感が出る。
出産後に本格化する。
この流れなら、結婚前に完全に見抜くのはかなり難しいです。
むしろ大事なのは、今どうするかです。
もう結婚している。
子どもがいる。
離婚するにも現実的な問題がある。
でも、このまま潰されるわけにはいかない。
そういう状況なら、まずは現実を見て、生活を乗り切る作戦を考える必要があります。
モラハラ妻は変わらない前提で考えた方がいい
私の考えでは、モラハラ妻を変えようとするのはかなり難しいです。
もちろん、本人が本気で変わろうとすれば別です。
でも、謝らない。
自分の非を認めない。
他責思考が強い。
話し合いが確認作業になっている。
自分のルールを絶対視する。
こういうタイプの人に、夫が正論を言って変えようとしても、ほとんど通じません。
だから私は、妻を変えるより、自分が家事育児をこなせるようになる方が現実的だと思っています。
洗濯ができる。
皿洗いができる。
掃除ができる。
子どもの食事ができる。
寝かしつけができる。
病院に連れて行ける。
保育園準備ができる。
休日に子どもと外出できる。
これができるようになると、夫側の心はかなり変わります。
「妻がいないと生活できない」という感覚が薄くなるからです。
そして、妻に対する負い目も減ります。
モラハラ妻との生活では、家事育児をこなせることが、父親側の自信になります。
まずは構造を知ることが大事
モラハラ妻との生活で一番怖いのは、自分が何に苦しんでいるのか分からなくなることです。
妻が怒る。
自分が謝る。
また怒る。
また我慢する。
これを繰り返していると、だんだん自分が悪いような気がしてきます。
でも、構造を知ると少し冷静になれます。
交際時は普通だった。
結婚後に違和感が出た。
出産後に本格化した。
今は妻の機嫌を先回りして潰しているから表面上は平和に見えているだけ。
本質は変わっていない。
こう整理できるだけでも、心の中で少し距離を取れます。
関連記事
モラハラ妻がどのように表面化し、どんな背景や危険サインがあるのかは、こちらの記事で全体像をまとめています。
モラハラ妻が生まれる流れと見抜き方|結婚前に気づけなかった理由を整理する
モラハラ妻の基本的な定義については、こちらで詳しく書いています。
モラハラ妻とは何か|テイカー妻・ハズレ妻・ハズレ嫁を同じカテゴリで扱う理由
このブログの基本方針はこちらにまとめています。
まとめ
モラハラ妻は、最初から分かりやすくモラハラ妻だったとは限りません。
交際時は普通。
結婚後に違和感。
出産後に本格化。
この流れで、少しずつ表面化することがあります。
だから、結婚前に見抜けなかった自分を責めすぎる必要はありません。
大事なのは、今の現実をどう乗り切るかです。
妻は変わらないかもしれない。
話し合いも通じないかもしれない。
それでも、子どもを守り、自分のメンタルも守らなければいけない。
そのためには、まず構造を知ること。
そして、家事育児をこなせる父親になること。
それが、モラハラ妻との生活を乗り切る第一歩だと思っています。
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