妻が怒り出すと、話し合いにならない。
何を言っても否定される。
家事育児をこなしても、別のことで責められる。
妻の機嫌によって、家庭全体の空気が変わる。
そんな生活が続くと、夫は少しずつ疲れていきます。
それでも、子どもがいると簡単に離婚できない人もいます。
私も、その一人です。
正直に言えば、親権や監護の問題を気にせず子どもと一緒に暮らせるなら、離婚を選びたいと思ったことは何度もあります。
それでも私は、現在は離婚ではなく共存を選んでいます。
だからこそ必要になったのが、妻を変える方法ではなく、妻が変わらなくても自分と子どもを守れる状態を作ることでした。
この記事では、私がモラハラ気質の妻との生活で実践してきた対策・対処法を7つにまとめます。
先に伝えておきたいこと
この記事は、すべての妻や女性を批判するものではありません。
誰にでも疲れている日はあります。
機嫌が悪い日もあれば、夫婦喧嘩をすることもあります。
私が問題にしているのは、
- 暴言や不機嫌が繰り返される
- 妻の自分ルールを一方的に押し付けられる
- 話し合いをしても妻の意見を通すだけで終わる
- 妻が自分の非を認めず、夫だけが責められる
- 夫が長期間、一方的に削られ続けている
という状態です。
また、身体的な暴力や脅迫がある場合、自分や子どもの安全に不安がある場合は、この記事に書く共存の作戦よりも、安全な場所への避難や専門機関への相談を優先してください。
モラハラ妻への「対処」と「対策」は少し違う
この記事では、対処と対策をまとめて扱いますが、意味は少し違います。
対処は、妻が怒ったり、暴言を吐いたり、不機嫌になったりした時に、その場でどう動くかです。
一方の対策は、妻の機嫌に支配されにくい生活を、時間をかけて作ることです。
その場を乗り切るだけでは、また同じことが繰り返されます。
反対に、長期的な対策だけ考えても、今まさに怒鳴られている場面には対応できません。
両方を同時に進める必要があります。
1.妻を変えようとするのをやめる
最初の対策は、妻を変えようとするのをやめることです。
話し合えば分かってくれる。
丁寧に説明すれば反省してくれる。
自分がもっと家事育児を頑張れば、いつか認めてくれる。
私も、以前はそう考えていました。
しかし、期待するたびに裏切られました。
話し合いをしても、妻の中では最初から正解が決まっている。
こちらの意見を聞くためではなく、妻の意見に賛成したか確認するだけ。
反対すると、ヒステリックになる。
これでは話し合いではありません。
ただの確認作業です。
モラハラ妻への対策は、妻を説得することから始めるのではありません。
妻は変わらないかもしれないと認めることから始まります。
これは、妻の言いなりになるという意味ではありません。
妻への期待を手放し、自分が動ける範囲を増やしていくという意味です。
妻が謝らないなら、謝罪を待ち続けない。
妻が理解してくれないなら、理解してもらうことを生活の前提にしない。
妻が変わるのを待っている間にも、自分の時間、体力、メンタル、子どもとの時間は削られていきます。
だったら、待たない方がいい。
妻を変えるより、自分の戦闘力を上げる。
これが、すべての対策の土台です。
2.ヒステリックに黙らされたままにしない
妻が急に怒り出すと、頭が真っ白になって何も言えなくなることがあります。
私は以前、妻がヒステリックになるたびに黙っていました。
何を言っても悪化する。
早く終わらせたい。
子どもの前で口論したくない。
そう考えて、黙ってやり過ごしていました。
しかし、無言でいると、妻の中では、
「夫も認めた」
「反論できないということは、私が正しい」
と処理されることがあります。
だからといって、怒鳴り返したり、暴言で対抗したりする必要はありません。
大切なのは、黙って承諾したことにしないことです。
例えば、
「その言い方では話せない」
「今は答えない。落ち着いてから話す」
「その言い分には納得していない」
と短く伝え、会話を打ち切ります。
長々と説明すると、また別の言葉を拾われて口論が続きます。
その場で勝とうとしなくていいです。
ただし、何も言わずに全部飲み込む必要もありません。
3.感情論には即答しない
モラハラ妻から何かを要求された時、その場で答えを出そうとすると、押し切られやすくなります。
特に、お金、仕事、家事分担、車、住まい、子どもの予定など、生活への影響が大きい話は注意が必要です。
妻は、その瞬間の感情や希望を強くぶつけてくる。
一方の夫は、家計や仕事、将来への影響まで考えなければならない。
その状態で即答を求められると、冷静な判断ができません。
私は、すぐに決める必要がない話には、すぐ答えないようにしています。
「今すぐは決めない」
「一度考える」
「家計を確認してから答える」
これでいいです。
保留にすることは、逃げではありません。
こちらにも考える時間が必要です。
時間を置くと、妻の要求そのものが一過性だったと分かる場合もあります。
ただし、保留にしながら、最終的には自分の意思を伝える必要があります。
何でも先延ばしにするのではなく、感情の勢いだけで決めないための時間を作るということです。
4.長時間、同じ空間にいない
モラハラ妻との生活では、同じ空間に長くいるだけで疲れることがあります。
何を言われるか分からない。
何か指摘されないか気になる。
妻の表情や物音を無意識に確認してしまう。
家にいるのに、まったく休めません。
そのような時は、無理に家族全員で過ごす必要はありません。
私は、子どもと二人で公園や買い物に出かけます。
実家の両親と出かけることもあります。
地元の友人やパパ友と、子ども同伴で遊ぶ予定を入れることもあります。
妻には、
「休日なんだから、家でゆっくり休んでいて」
と伝えればいいです。
妻は休める。
自分と子どもは、悪い空気から離れられる。
家にいる時間を短くするだけでも、衝突はかなり減ります。
これは逃げではありません。
家庭内の摩擦を減らし、自分と子どもの時間を守るための作戦です。
5.暴言や出来事を記録する
言葉の暴力は、目に見える傷が残りません。
しかも、暴言を吐いた本人が、後から覚えていないこともあります。
「そんなことは言っていない」
「大げさに受け取っているだけ」
「怒らせたあなたが悪い」
そう言われると、自分の記憶まで疑い始めます。
だから、記録できるものは残した方がいいです。
- 日付
- 時間
- 場所
- 言われた内容
- その時の状況
- 子どもがその場にいたか
- 自分がどう対応したか
スマートフォンのメモでも構いません。
記録は、妻を攻撃するためではありません。
自分の記憶を守るためです。
同じことが繰り返されていると客観的に確認するためでもあります。
今後、離婚や別居、第三者への相談を考える状況になった時、自分の状況を説明する材料になる可能性もあります。
ただし、録音などについては状況や使い方によって法的な扱いが変わる可能性があるため、必要に応じて専門家へ確認してください。
6.家事育児を自分でこなせるようにする
私が最も重要だと考えている対策が、家事育児を自分でもこなせるようにすることです。
妻にしかできないことが多いと、妻への依存が増えます。
子どもの食事が作れない。
寝かしつけができない。
保育園の準備が分からない。
病院に連れて行けない。
洗濯や掃除のやり方が分からない。
この状態では、妻から何か言われた時に負い目を感じます。
「自分は何もできていないから、言われても仕方がない」
そう考えて、理不尽な要求まで飲み込みやすくなります。
反対に、自分でも家事育児をこなせるようになると、
「妻がいなくても、何とかなる」
と思えるようになります。
この感覚はかなり大きいです。
家事育児を完璧にする必要はありません。
生活が成立する。
子どもが安全に過ごせる。
最低限の食事、洗濯、掃除、寝かしつけ、外出ができる。
それで十分です。
家事育児は、妻に褒めてもらうためにやるものではありません。
妻にアピールする必要もありません。
父親自身と子どもを守り、妻に生活の主導権を握らせすぎないためにこなすものです。
家事育児は、夫の負担を増やすだけのものではありません。
モラハラ妻との生活では、父親側の防衛にもなります。
7.子どもの逃げ場になり、自分の人生も守る
子どもは、家庭から簡単には逃げられません。
母親の機嫌が悪ければ、その空気の中で過ごすしかありません。
怒鳴り声が聞こえれば、それを聞くしかありません。
だからこそ、父親が落ち着いている意味があります。
母親が荒れている時に、父親が子どもと普通に話す。
子どもを外へ連れ出す。
一緒に遊ぶ。
ご飯を食べる。
寝かしつけをする。
それだけでも、子どもにとっては逃げ場になります。
子どもをパパっ子にすることが目的ではありません。
父親とも安心して過ごせる関係を、日常の中で作っておくことが大切です。
そして、子どもを守るためにも、父親自身が潰れてはいけません。
趣味を全部捨てない。
友人とのつながりを切らない。
少額でも自分で使えるお金を持つ。
妻の機嫌だけで、自分の休日や人生を決めない。
父親が自分を失うと、子どもの逃げ場までなくなります。
自分の時間を守ることは、わがままではありません。
自分と子どもの生活を守るための防衛です。
7つすべてを一度に始めなくていい
ここまで紹介した対策・対処法は、次の7つです。
- 妻を変えようとするのをやめる
- ヒステリックに黙らされたままにしない
- 感情論には即答しない
- 長時間、同じ空間にいない
- 暴言や出来事を記録する
- 家事育児を自分でこなせるようにする
- 子どもの逃げ場になり、自分の人生も守る
すべてを一度に実行する必要はありません。
小さくても、自分で選んで動ける範囲が増えると、妻の機嫌に支配される感覚は少しずつ弱くなります。
モラハラ妻を倒すとは、妻を攻撃することではない
私は、Kindle書籍『モラハラ妻の倒し方』を出版しています。
かなり強いタイトルですが、この本でいう「倒す」は、暴力でも復讐でもありません。
倒すのは、妻本人ではありません。
妻の機嫌に支配され、自分と子どもの生活が奪われていく構造です。
この記事では、モラハラ妻への対策・対処法を7つに絞って紹介しました。
書籍では、さらに、
- なぜ離婚ではなく共存を選んだのか
- モラハラ妻に話し合いが通じない理由
- 妻への期待や信用を捨てる考え方
- ヒステリックへの具体的な向き合い方
- 家事育児をこなして負い目をなくす方法
- 子どもにとって父親が最後の防波堤になる理由
- お金、趣味、友人関係を守る考え方
- 表面上の平和を作った後、自分の人生を取り戻す方法
まで、私の実体験をもとにまとめています。
妻を変える魔法は書いていません。
妻が変わらないとしても、夫側がどう潰れずに生きるかを書いた本です。
離婚を簡単には選べない。
それでも、このまま妻の機嫌に支配され続けたくない。
自分と子どもの生活を取り戻したい。
そう感じている方は、読んでみてください。
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最後に
モラハラ妻への対策で、最も重要なのは妻を言い負かすことではありません。
妻に謝らせることでもありません。
妻がいなくても生活できる力を持つ。
子どもとの関係を作る。
自分のお金、時間、趣味、友人を少しずつ取り戻す。
妻の機嫌ではなく、自分の判断で動ける範囲を広げる。
それが、本当の意味での対策です。
妻は変わらないかもしれません。
でも、自分の立ち位置と、自分と子どもの生活は変えられます。

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